副詞の使い方
Adverbs
副詞は動詞や形容詞、他の副詞を説明する言葉です。「速く走る」「とても大きい」のように、「どのように」「どのくらい」「いつ」「どこで」を表します。日本語と英語では副詞を置く位置がちがうことがあるので、しっかりルールを覚えましょう。
副詞の種類
副詞にはいくつかの種類があります。「どのように(様態)」を表す副詞(slowly, quickly)、「どのくらいの頻度で(頻度)」を表す副詞(always, sometimes)、「どの程度(程度)」を表す副詞(very, really)、「どこで(場所)」を表す副詞(here, there)、「いつ(時間)」を表す副詞(today, yesterday)です。
She runs quickly.
彼女は速く走ります。
I always eat breakfast.
私はいつも朝ごはんを食べます。
This book is very interesting.
この本はとてもおもしろいです。
Please come here.
ここに来てください。
I went to the park yesterday.
私は昨日公園に行きました。
He speaks English well.
彼は英語を上手に話します。
She is really kind.
彼女は本当に親切です。
We sometimes go swimming.
私たちはときどき泳ぎに行きます。
| 種類 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| 様態(Manner) | どのように | slowly, quickly, carefully, well |
| 頻度(Frequency) | どのくらい | always, usually, often, sometimes, never |
| 程度(Degree) | どの程度 | very, really, quite, too, enough |
| 場所(Place) | どこで | here, there, everywhere, outside |
| 時間(Time) | いつ | today, yesterday, tomorrow, now, soon |
副詞は文のいろいろな場所に入れられます。でも種類によって「ベストな位置」があります。次のセクションで詳しく学びましょう。
副詞の位置
副詞の種類によって、文のなかの置き場所がちがいます。頻度の副詞(always, usually, often等)は一般動詞の前、be動詞の後に置きます。様態の副詞(slowly, carefully等)は文の最後に置くのが基本です。程度の副詞(very, really等)は修飾する形容詞・副詞の前に置きます。
頻度: S + 頻度副詞 + V / 様態: S + V + O + 様態副詞 / 程度: 程度副詞 + Adj/Adv
She always helps her friends.
彼女はいつも友達を助けます。
He is usually late for school.
彼はたいてい学校に遅刻します。
The children played happily in the park.
子どもたちは公園で楽しく遊びました。
She is very smart.
彼女はとても頭がいいです。
I never eat natto.
私は納豆を絶対に食べません。
He drives too fast.
彼は速すぎる運転をします。
We often visit our grandparents.
私たちはよく祖父母のところに行きます。
She sings beautifully.
彼女は美しく歌います。
| 副詞の種類 | 位置 | 例文 |
|---|---|---|
| 頻度(一般動詞) | 動詞の前 | I always study hard. |
| 頻度(be動詞) | be動詞の後 | She is always happy. |
| 様態 | 文末(動詞/目的語の後) | He speaks slowly. |
| 程度 | 形容詞/副詞の前 | She is very tall. |
| 場所 | 文末 | I live here. |
| 時間 | 文頭または文末 | Yesterday I went to school. |
頻度の副詞は「一般動詞の前、be動詞の後」と覚えましょう! 「I always go」「She is always happy」のようになります。「I go always」とは言いません。
-ly の作り方
多くの副詞は形容詞に -ly をつけて作ります。slow → slowly(ゆっくり)、careful → carefully(注意深く)のように変わります。ただし、語尾が -y で終わる形容詞は y を i に変えて -ly にします。語尾が -le で終わる形容詞は e を取って -ly にします。
形容詞 + ly = 副詞
She walks slowly.
彼女はゆっくり歩きます。
He answered the question easily.
彼はその質問に簡単に答えました。
Please drive carefully.
注意して運転してください。
She smiled happily.
彼女は幸せそうにほほえみました。
The baby slept peacefully.
赤ちゃんは穏やかに眠りました。
He spoke politely to the teacher.
彼は先生に礼儀正しく話しました。
She gently picked up the kitten.
彼女はやさしく子ねこを抱き上げました。
| ルール | 形容詞 | 副詞 |
|---|---|---|
| そのまま +ly | slow | slowly |
| そのまま +ly | careful | carefully |
| そのまま +ly | quiet | quietly |
| yをiに変えて +ly | happy | happily |
| yをiに変えて +ly | easy | easily |
| eを取って +ly | gentle | gently |
| eを取って +ly | simple | simply |
| 特別な形 | good | well |
| 特別な形 | fast | fast(同じ形) |
| 特別な形 | hard | hard(同じ形) |
good の副詞は goodly ではなく well です! 「She sings good」は間違いで、「She sings well」が正しいです。これは特別な形なので必ず覚えましょう。
形容詞と副詞の区別
形容詞と副詞はよく間違えられます。形容詞は「名詞」を説明し、副詞は「動詞・形容詞・副詞」を説明します。特に good(形容詞)と well(副詞)、fast(形容詞も副詞も同じ形)、hard(形容詞も副詞も同じ形)は注意が必要です。hardly は「ほとんど〜ない」という意味で、hard の副詞形ではありません。
He is a good singer. / He sings well.
彼はいい歌手です。/ 彼は上手に歌います。
She is a fast runner. / She runs fast.
彼女は速いランナーです。/ 彼女は速く走ります。
This is hard work. / He works hard.
これは大変な仕事です。/ 彼は一生懸命働きます。
He is a careful driver. / He drives carefully.
彼は注意深いドライバーです。/ 彼は注意深く運転します。
The food looks good.
料理がおいしそうに見えます。
She did well on the test.
彼女はテストでよくできました。
I can hardly hear you.
あなたの声がほとんど聞こえません。
She is a really nice person.
彼女は本当にいい人です。
| 形容詞 | 副詞 | 注意点 |
|---|---|---|
| good(よい) | well(上手に) | 形が全く違う! |
| fast(速い) | fast(速く) | 同じ形 |
| hard(大変な) | hard(一生懸命) | 同じ形 |
| hard(大変な) | hardly(ほとんど〜ない) | 意味がまったく違う! |
| late(遅い) | late(遅く) | 同じ形 |
| late(遅い) | lately(最近) | 意味がまったく違う! |
| loud(大きい) | loudly / loud(大きく) | どちらもOK |
hard と hardly を間違えないで! 「He works hard」は「一生懸命働く」ですが、「He hardly works」は「ほとんど働かない」です。意味が正反対になってしまいます。
日本語と英語のちがい
- ●日本語では副詞の位置がわりと自由ですが、英語では副詞の種類によって置く場所が決まっています。頻度副詞は動詞の前、様態副詞は文末が基本です。
- ●日本語では「速い」(形容詞)と「速く」(副詞)は語尾を変えて作りますが、英語では fast のように形容詞も副詞も同じ形のものがあります。
- ●日本語の「とても」は英語の very にあたりますが、位置が逆です。日本語は「とても大きい」(副詞が前)、英語も「very big」で前なのでここは同じです。
- ●日本語の「いつも」「ときどき」「ぜんぜん」は英語の always / sometimes / never にあたります。日本語では位置が自由ですが、英語では動詞の前という決まりがあります。
- ●日本語には「形容詞→く」(速い→速く)の規則がありますが、英語の -ly には例外が多く(good→well, fast→fast)、覚える必要があります。
穴埋め問題
He speaks English ___. (上手に)
She ___ forgets her homework. (ときどき)
The baby is sleeping ___. (穏やかに)
He is ___ late for class. (たいてい)
Please write your name ___. (注意深く)
This bag is ___ heavy. (とても)
She ___ eats junk food. (ぜんぜん〜ない)
The cat moved ___. (静かに)
He answered the question ___. (簡単に)
She can ___ hear the music. (ほとんど〜ない)
He ___ studies math after dinner. (よく)
She smiled ___ at the baby. (やさしく)
The train arrived ___. (遅く)
I ___ go swimming on Sundays. (ときどき)
She danced ___ on the stage. (美しく)
クイズ
"She sings ___." — 「上手に」を入れましょう。
"He ___ goes to bed early." — 「いつも」を入れましょう。
"She runs ___." — 「速く」を入れましょう。
"Please speak ___." — 「ゆっくり」を入れましょう。
"She is ___ happy today." — 「とても」を入れましょう。
"He ___ eats vegetables." — 「ぜんぜん〜ない」にするには?
"He works ___." — 「一生懸命」を入れましょう。
"She ___ helps her mother." — 「よく(しばしば)」を入れましょう。
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