分詞(現在分詞と過去分詞の形容詞用法)
Participles (Present & Past)
分詞には現在分詞(-ing形)と過去分詞(-ed形 / 不規則形)があります。進行形や完了形で使うだけでなく、形容詞のように名詞を修飾する使い方があります。現在分詞は「〜している(能動)」、過去分詞は「〜された(受動)」という意味で名詞を修飾します。分詞の後置修飾は関係代名詞の文を短くしたものと考えると理解しやすいです。
現在分詞の形容詞用法 — 「〜している」
現在分詞(-ing形)は「〜している」「〜する」という能動的な意味で名詞を修飾します。分詞1語なら名詞の前に、分詞+他の語句なら名詞の後ろに置きます。
〜ing + 名詞(1語)/ 名詞 + 〜ing ...(2語以上)
The sleeping baby is cute.
眠っている赤ちゃんはかわいい。
Look at the running dog.
走っている犬を見て。
The boy reading a book is Tom.
本を読んでいる男の子はトムです。
The girl playing the piano is my sister.
ピアノを弾いている女の子は私の姉です。
I know the man standing over there.
あそこに立っている男の人を知っています。
sleeping baby(1語 → 前置修飾)、boy reading a book(2語以上 → 後置修飾)。日本語では「眠っている赤ちゃん」も「本を読んでいる男の子」も前から修飾しますが、英語は語数で位置が変わります。
過去分詞の形容詞用法 — 「〜された」
過去分詞(-ed形/不規則変化)は「〜された」「〜してある」という受動的な意味で名詞を修飾します。現在分詞と同じく、1語なら前に、2語以上なら後ろに置きます。
過去分詞 + 名詞(1語)/ 名詞 + 過去分詞 ...(2語以上)
This is a broken window.
これは壊れた窓だ。
I ate a boiled egg.
私はゆで卵を食べた。
The language spoken in Brazil is Portuguese.
ブラジルで話されている言語はポルトガル語だ。
I found a letter written in English.
英語で書かれた手紙を見つけた。
The cake made by my mother was delicious.
母が作ったケーキはおいしかった。
broken window =「壊された窓」→「壊れた窓」。過去分詞は受動的な意味ですが、日本語では能動的に訳すこともあります。
分詞と関係代名詞の書き換え
分詞による修飾は、関係代名詞(who / which / that)を使った文を短くしたものです。関係代名詞 + be動詞 を省略すると分詞の形になります。
The boy who is reading a book = The boy reading a book
本を読んでいる男の子(who is を省略)
The language which is spoken in Brazil = The language spoken in Brazil
ブラジルで話されている言語(which is を省略)
The girl who was singing on stage = The girl singing on stage
ステージで歌っていた女の子(who was を省略)
A car which was made in Japan = A car made in Japan
日本で作られた車(which was を省略)
分詞の修飾は関係代名詞の文から「関係代名詞 + be動詞」を取った形です。このつながりを理解すると、分詞の意味がすっきり分かります。
感情を表す分詞 — -ing と -ed の使い分け
exciting と excited、interesting と interested など、感情を表す分詞は -ing と -ed で意味が違います。-ing は「(人を)〜させるような」(物・事が主語)、-ed は「〜した気持ちの」(人が主語)です。
The movie was exciting.
その映画はワクワクするものだった。(映画が人をワクワクさせる)
I was excited.
私はワクワクした。(人が主語 → 感情を受けた)
The book is interesting. / I am interested in the book.
その本はおもしろい。/ 私はその本に興味がある。
The news was surprising. / We were surprised at the news.
そのニュースは驚くべきものだった。/ 私たちはそのニュースに驚いた。
| -ing(物・事が主語) | -ed(人が主語) | 意味 |
|---|---|---|
| exciting | excited | ワクワクする |
| interesting | interested | おもしろい |
| surprising | surprised | 驚く |
| boring | bored | 退屈な |
| tiring | tired | 疲れる |
| amazing | amazed | 驚くべき |
物には -ing、人には -ed と覚えましょう。The game is boring.(ゲームが退屈)/ I am bored.(私が退屈している)
分詞構文(発展)
分詞構文は、接続詞(when, because, while など)を省略して分詞で文をつなげる表現です。中学では基本を知っていれば OK です。
〜ing ..., S + V ... = When/Because S + V, S + V ...
Walking to school, I found a cat.
学校へ歩いているとき、猫を見つけた。(= When I was walking...)
Being tired, she went to bed early.
疲れていたので、彼女は早く寝た。(= Because she was tired...)
Seeing the police, the thief ran away.
警察を見て、泥棒は逃げた。(= When he saw the police...)
分詞構文は高校英語の重要テーマですが、中学でも長文読解で出てくることがあります。「〜しながら/〜して/〜なので」とイメージしましょう。
日本語との比較
- ●日本語は「走っている犬」のように常に前から修飾しますが、英語は語数によって前(sleeping baby)か後ろ(boy reading a book)かが変わります
- ●日本語の「壊れた窓」は能動的に聞こえますが、英語の broken window は受動(壊された窓)です。日本語と英語で視点が違います
- ●-ing と -ed の使い分けは日本語にない感覚です。「退屈な映画」と「退屈している私」は、英語では boring movie / bored me と分詞の形が変わります
- ●分詞構文は日本語の「〜して」「〜ながら」に近いですが、英語は主語を省略するルールがあるため、最初は慣れが必要です
穴埋め問題
Look at the ___ bird.
This is a ___ egg.
The girl ___ the guitar is my friend.
The movie was very ___.
I was ___ at the news.
The ___ leaves fell from the tree.
I found a ___ cat in the garden.
The woman ___ at the bus stop is my teacher.
The story was really ___.
We were ___ by the beautiful sunset.
The picture ___ by the famous artist is very old.
I drank a cup of ___ water.
The song ___ by that band is very popular.
She looked ___ after the long test.
The ___ children ran around the park.
クイズ
boring は「人を退屈させるような」という意味を表せる。
interested は「人をおもしろがらせる」という意味で使う。
the boy swimming in the pool は自然な分詞の表現である。
関連トピック

アプリで英語を話してみよう
AIと英会話の練習ができます。無料でダウンロード!
無料ダウンロード